NACボランティアに応募を、と考えている方々へ 第7期 内田 武夫(東京都在住)
NACボランティアは若者向きと思われがちですが、私が応募したのは、66歳のときでした。そして実際にアメリカで活動したのは、67歳のときです。 壮年、老年の方も、年齢制限はありませんので、奮って応募してください。
1997年、サラリーマン生活に終止符を打ち、さて?、というときに偶々妻が見つけた新聞のNACボランティア募集記事がきっかけでした。問い合わせたところ、年齢、性別制約なしとのことで、半ば好奇心も手伝って応募しました。 NACの歴史の中で60歳代も半ば過ぎの人間が応募することは慣例を破ることだったと思います。しかし、幸いに採用されました。レースロップ夫妻はじめ選考に当たられた事務局の方々には、今も感謝しています。
通信教育や合宿などNACの事前研修を受けた後、私は、1998年2月から1999年2月までNACボランティアとして、アメリカで活動してきました。前半2月~7月はニュージャージー州で、後半の9月~2月はアリゾナ州でした。留学でもなく、海外駐在でもなく、普通の家庭にステイして、NAC活動をすることは、得がたい経験でした。
帰国後、学校の同級生や会社の仲間にNAC報告会をしましたが、豊富な海外生活経験者でも、NACの海外生活はユニークなものと感心してくれました。また、NACボランティアに採用されて、戦争、原爆のことを改めて考えさせられたことは、本当に有難いことでした。 これから応募を考えている皆さん、特に壮・老年の皆さん、年齢に関係なく応募して日本では得られない貴重な体験をしてください。 それでは、奮っての応募を期待しています。
|
2011年春 10期生 本格始動! >