第8期生の体験談が届きました!

2010/02/18 6:38 に Staff NAC が投稿   [ 2010/02/18 6:49 に更新しました ]

NACの活動を終えて  8期大使 鈴木めぐみ(神奈川県在住)

私は2002年1月から7ヶ月間、アメリカメリーランド州ボルチモアでネバー・アゲイン・キャンペーン(NAC)という活動を行った。私のホストファミリーは82歳の女性、Edith。彼女は私の活動をしっかりと支えてくれ、また私の為にたくさんの時間を費やしてくれた。会った事もない日本人に家を開け放すなど勇気のいることだとアメリカに行く前から感謝していたが、7ヶ月を共に過ごしてさらに感謝の気持ちでいっぱいになった。

 

NACで行うプレでは、日本文化の紹介で私自身と日本についてなじんでもらった後、原爆に関して話をする。小学校を訪問した時にはプレの後サインしてと言われたり、絶対にまた来てねと頼まれたり、抱きついてきたり、かわいい子供たちがたくさんいた。そんな時は喜んでもらえた事を肌身で感じられてとても嬉しい。またお年寄り相手に原爆の話をするのは少し難しいかもと心配していたが、プレが終わると順々に「来てくれてありがとう!」「あなたがしている事はすばらしいわ」と言ってくれほっとした事もあった。

 

NAC大使には金銭的な報酬があるわけではない。しかし7ヶ月間で、私はお金では到底買えない経験をした。NAC参加する前、私自身はあまり平和に関心のない若者だったが、NACの先輩方やお話を聞かせて下さった被爆者の方々に出会い変わった。同じように私も他の人を変えられると信じて7ヶ月間頑張って活動し、アメリカ人に良い影響を与える事が出来たと信じている。また他文化に触れられる事で喜んでくれる人も多い。特に、貧困などの理由からボルチモア市から出た事すらない人々相手にプレをした時は、彼らにとっては未知の世界を見せる事が出来て嬉しかった。私は会社勤めしていた頃には得られない達成感を感じることができたし、プレを通じて「周囲の人にも影響を与えられる」という自信を得た。

 

見知らぬ団体や学校に連絡を取り、一人その場に乗り込んでプレをする。確かにとても緊張するし、プレには予想外のトラブルが付き物で慣れないうちは本当に大変だった。しかし回数を重ねるにつれかなり度胸がついたし、人々と平和について語る事がとても楽しくなった。被爆者の方々、家族、友人、NACの方々、お世話になったホストファミリー、その他応援してくださった方全員に心の底から感謝したいと思う。

 

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